2022年6月22日

疾患の早期発見に貢献する“画像診断オンライン講座”が、大阪市市民活動推進助成事業に選ばれました。

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)がYouTubeで運営している “画像診断オンライン講座”が、大阪市市民活動推進助成事業に選定されましたので下記にお知らせします。

1.“画像診断オンライン講座”の狙い
画像診断は市民一人ひとりの健康に直結するにもかかわらず、患者は医師の専門領域を理解せずに任せきりにしたり、逆に医師の専門性をよく理解しないまま「やぶ医者」と決めつける例も見られます。その結果、疾患の発見が遅れて重症化するケースが散見されます。このような経験をした患者の皆様からは、医師には正確な判断をしてほしいとか、自分自身が医療の現状を知ることにより健康や疾患予防への意識を高めたいという声が聞かれます。
このような状況を鑑みると、患者やその家族が医療従事者の専門性を理解するための環境整備や、医療従事者が効率よく専門性を高めるための仕組み(コンテンツ)整備が喫緊の課題であると考えられます。そこで、自身の健康に関心を持ち医療を理解しようと努めている患者や家族の皆様、および画像診断に携わる約20万名の医療従事者に画像診断を学んでいただけるようにYouTubeを利用して”画像診断オンライン講座”を開設しました。また、大阪市市民活動推進助成事業を活用して、市民の皆様に医療に関するリテラシーを高めるような情報発信を行っていきます。

2.今後の取り組み
医療現場において、胸部レントゲン、腹部エコー、胃内視鏡などは内科で最初に行われる画像診断であり、正確な判断は疾患の早期発見につながります。しかし得られた画像を読み解き、正確な判断を行うためには専門知識と熟練が必要です。そこで、医療従事者が信頼性の高い画像診断の知識・経験を効率的に習得できるように、”画像診断オンライン講座”の内容を充実させていきます。
一方で、画像診断で見落としや医療過誤が発生する一因には、患者側の医療に関するリテラシーの欠落にもあります。自身の健康に直結する問題なだけに、医師任せにするのではなく、医師の専門性を正しく理解した上で検査を依頼するように情報発信を継続します。この取り組みはSDGsの目標3(すべての人々の健康的な生活を確保する)に向けた取り組みであり、さらに目標4(教育),10(平等),17(パートナーシップ)も目指しています。“画像診断オンライン講座”を、SDGsに取り組む皆様の協賛により運営されるチャンネルにしたいと思っています。協賛していただける企業を募集していきます。

3.大阪市市民活動助成事業について
大阪市では、市民活動が活発に展開される環境づくりの一環として、市民活動団体が行う公益性の高い事業に対して、市民、企業等からの寄附金(区政推進基金(市民活動団体支援型))を活用した支援を実施しています。2022年度は7団体が選定されています。
大阪市ホームページ:https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000052701.html

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大学病院は豊富な知識・経験や症例を保有して質の高い医療を提供しているのに、それ以外の医療従事者および患者や家族が、大学病院の情報から効率的に知識を得る仕組みが十分確立されているとは言えません。そこでメディカル指南車に専門医と知識情報処理の研究者が集合して地域医療に貢献していくことを目的に以下の2分野で活動しています。
・画像診断:大学病院の知識・経験や症例をコンピュータ(AI)に教え込み医療従事者を育成
・ヘルスケア:予備軍含めて2,000万人といわれる国民病である糖尿病の予防、重症化防止
賛助会員との共同開発やライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2022年1月14日

コンピュータ(AI)が医療画像診断の知識・経験や症例を蓄積して提供する
“画像診断ナレッジサービス”が2021年度総務省「異能vationプログラム」
ジェネレーションアワード部門 企業特別賞を受賞しました。

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)が開発して提供している “画像診断ナレッジサービス”が、2021年度総務省「異能vationプログラム」において企業特別賞を受賞しましたので、 下記にお知らせします。

●受賞内容
<賞名>総務省「異能vationプログラム」ジェネレーションアワード部門
医療法人社団福祉会高須病院 企業特別賞
<受賞テーマ>
コンピュータ(AI)が医療画像診断の知識・経験や症例を蓄積して提供する”画像診断ナレッジサービス”<選定理由>*医療法人社団福祉会高須病院様から以下のコメントをいただきました。「この技術により医師の画像診断精度の「ばらつき」が無くなり、見落としによる治療の遅れや医療過誤のリスク回避へ大きく貢献できると感じました。 また画像診断機器や電子カルテ等との連携など今後の展開にも期待して選定させていただきました。」

1.異能vationプログラムについて
異能vationプログラムは、ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援する政府の重点施策として 位置づけられているプログラムです。
https://www.inno.go.jp/about/
2021年度はジェネレーションアワード部門に2万件を超える応募があり、288件がノミネートされました。
その中から24のテーマが企業特別賞を受賞しました。

「OPEN異能vation2021」イベント動画:
https://www.inno.go.jp/OP2021/ch1

2.”画像診断ナレッジサービス”について
現代医療において、胸部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などは内科で最初に行われる画像診断であり、正しい診断や治療のために不可欠な手段です。
しかし正しい診断には専門知識と熟練が必要な為に、医療機関によっては画像診断の精度に「ばらつき」が大きいのが現状です。
そこでその「ばらつき」を均質化してすべての医療機関で質の高い画像診断が提供できるように、 大学病院が保有している豊富な知識・経験や症例をコンピュータ(AI)に理解させ、オンラインですべての医療従事者と共有することができるサービスが ”画像診断ナレッジサービス”です。”画像診断ナレッジサービス”は画像診断の精度向上をサポートしながらAIに症例を蓄積して再利用できるこれまでにないサービスです。

3.これまでの取り組み成果
“画像診断ナレッジサービス”は2018年にCSOアワードで大阪市長賞を受賞し、 2019年度からサービス提供を始めました。 これまでに兵庫県立加古川医療センターにおける研修医の臨床研修や、鈴鹿医療科学大学における診療放射線技師の教育などに利用されています。
また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピン呼吸器医学会の臨床研修や、ガットアンドリュース記念病院(マニラ)における放射線技師の教育に利用され高い評価を得てきました。

4.賛助会員(協業パートナー)の募集について
臨床現場で症例画像を取り扱う必要のある医療従事者は全国で約20万名おられます。
これら多くの医療従事者の画像診断における負担を軽減すべく、 コンピュータ(AI)が画像診断の知識・経験や症例を蓄積して提供する“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。
おかげさまで医学生、研修医、研修施設、教育施設などでご活用いただいています。 また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピンにおいて呼吸器学会などの研修に用いられています。 国内外問わず臨床現場への普及促進に協力していただけるパートナーを募集しています。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2021年11月8日

AIが画像診断の知識・経験、症例を提供する“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が
App Storeにて、配信を開始しました。

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)は、“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”で最初に利用する「胸部X線simu.Doc基礎編」を App Storeで提供を開始しましたので、下記にお知らせします。

【App Store】
https://apps.apple.com/jp/app/id1542026106

1.画像診断ナレッジサービス「読影指南」について
現代医療において胸部X線などは内科で最初に行われる画像診断であり、正しい診断や治療のために不可欠な手段です。しかし医療機関によっては画像診断の精度に「ばらつき」が大きいのが現状です。そこでそのばらつきを均質化してすべての医療機関で質の高い画像診断が提供できるように、 大学病院が保有している豊富な知識・経験や症例をコンピュータ(AI)に理解させ、 オンラインですべての医療従事者と共有することができるサービスが”画像診断ナレッジサービス「読影指南」”です。このサービスの普及により、すべての患者に対して疾患の早期発見による健康長寿やQOLの向上を提供することができます。

2.これまでの取り組み成果
“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”は2018年にCSOアワードで大阪市長賞を受賞し、 2019年度からサービス提供を始めました。これまでに兵庫県立加古川医療センターにおける研修医の臨床研修や、鈴鹿医療科学大学における診療放射線技師の教育などに利用されています。また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピン呼吸器医学会の臨床研修や、ガットアンドリュース記念病院(マニラ)における放射線技師の教育に利用され高い評価を得てきました。これまで”画像診断ナレッジサービス「読影指南」”はオンラインサービスとして提供してきました。しかし、スマホアプリに親しんでいる若手医療従事者からの「スマホで使いたい」との要望があり、 画像診断を習得するために最初に利用する「胸部X線simu.Doc基礎編」をApp Storeで提供を開始しました。

3.賛助会員(協業パートナー)の募集について
臨床現場で症例画像を取り扱う必要のある医療従事者は全国で約20万名おられます。これら多くの医療従事者の画像診断における負担を軽減すべく、AIが画像診断の指導を行う“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を提供しています。おかげさまで医学生、研修医、研修施設、教育施設などでご活用いただいています。また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピンにおいて呼吸器学会などの研修に用いられています。国内外問わず臨床現場への普及促進に協力していただけるパートナーを募集しています。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
(在宅勤務が多いので留守電になっている場合は090-5013-1128まで連絡ください)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2021年6月1日

AIが画像診断の知識・経験、症例を提供する“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を
フィリピン医療従事者に提供を開始しました。

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)は、“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”の 英語版”Diagnostic Imaging Tutor”を「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」研修プログラムに活用すべく検討を行ってきましたが、 このたびフィリピン呼吸器医学会に所属する医師への提供について契約を締結しましたので、下記にお知らせします。

1.フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業について
フィリピンでも日本同様呼吸器疾患の診断として胸部X線における画像診断が行われるが、日本では必要に応じて併用されるCT検査装置が人口比で日本の100分の1程度の台数しかなく、しかも全額自費負担となるために、胸部X線における画像診断が患者の生死を左右する可能性が極めて大きい。 そこで、AIが画像診断の知識・経験、症例を提供する“Diagnostic Imaging Tutor”を、 国立研究開発法人 国立国財医療研究センター 国際医療協力局が推進する医療技術等国際展開推進事業「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」の研修プログラムに提供し、 フィリピンの医療従事者に対する研修を行ってきました。

ガットアンドリュース記念病院における研修

令和2年度 医療技術等国際展開推進事業web報告会での報告資料
URL: https://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/open/R2pdf/2020_13_o25.pdf

2.これまでの取り組み成果
これまでの取り組みで、フィリピン呼吸器医学会に所属するフィリピン全土の医師117名に利用していただき有効性に対する高い評価を得たことや、ガットアンドリュース記念病院において10名の放射線技師に対して講義・研修を行ってきました。 その結果、今年度は新型コロナウイルスによる都市封鎖が続く中で、第一弾としてフィリピン呼吸器医学会に所属する各病院の医師65名との利用契約を締結しました。

3.協業パートナーの募集について
フィリピン国内への普及促進をはじめ、東南アジア諸国へ提供する準備を行っていきます。海外における普及促進にあたっては、進出しようとする意図をもって協働して取り組んでいただけるパートナー企業の募集を行います。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
(在宅勤務が多いので留守電になっている場合は090-5013-1128まで連絡ください)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2021年1月12日

メディカル指南車では感染拡大防止に寄与するために 胸部CT/CR “COVID-19症例事例集”を公開しました

画像診断ナレッジサービス「読影指南」”をWebサービスとして提供している特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)は、 新型コロナウイルスによる感染拡大防止に寄与するために、症例に接する機会の少ない医療従事者に役立てていただけるように症例画像を公開しましたので、 下記にお知らせします。

胸部CT/CR “COVID-19症例事例集”

令和2年度 医療技術等国際展開推進事業web報告会での報告資料
URL: https://www.medicalshinansha.or.jp/covid19/

1.COVID-19症例事例集公開の目的
現在、日本国内においても新型コロナウイルスの感染拡大が深刻であり、医療崩壊寸前であると言われています。
新型コロナウイルスへの感染はPCR検査での検出が有効と言われていますが、PCR検査の検出精度は70%程度と想定されており、 PCR検査が陰性でも新型コロナウイルスに感染している事例は多く存在します。
そこで、比較的症例に接することが少ない医療従事者に対して、初期の症例画像をご覧いただくことにより、
なるべく初期段階で感染の可能性に気づいていただき、感染拡大の一助としていただきたいとの思いで症例画像を公開しました。

2.COVID-19症例事例集の内容
新型コロナウイルス感染初期段階の胸部CT/CR画像を、発症の経過に沿ってご覧いただけるように公開しました。
日本感染症学会などでは、新型コロナウイルスに関連した論文や症例報告を多数公開されています。
これらは新型コロナウイルスに感染した患者の治療に携わる医療従事者には非常に有効な指標として機能していると思います。
しかし症例に接することが少ない医療従事者が初期段階の症例画像を時系列で確認することができるサイトは多くは存在しません。
メディカル指南車ではこれらの医療従事者を支援し、感染拡大を防止する一助として症例事例集を公開しました。

3.今後の取り組み
臨床現場で症例画像を取り扱う必要のある医療従事者は全国で約30万名おられます。 これら多くの医療従事者の画像診断における負担を軽減すべく、AIが画像診断の指導を行う“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を提供しています。 おかげさまで医学生、研修医、研修施設、教育施設などでご活用いただいています。また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピンにおいて呼吸器学会などの研修に用いられています。
国内外問わず臨床現場への普及促進に協力していただけるパートナーを募集しています。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
(在宅勤務が多いので留守電になっている場合は090-5013-1128まで連絡ください)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2020年2月21日

医師に知識・経験を提供する“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”
フィリピンの医療従事者に研修を実施

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)が開発し、Webサービスで提供している “画像診断ナレッジサービス「読影指南」(英語版)Diagnostic Imaging Tutor” を利用して、「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」の 研修プログラムが実施されましたので下記にお知らせします。

画像診断ナレッジサービス「読影指南」
英語版URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/en/

1.フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業について
本事業は国立研究開発法人医療研究センターが主体となって実施する、厚生労働省より委託された「2019年度 医療技術等国際展開推進事業」のプログラムのひとつに採択されています。 新興国等各国保健省との協力関係構築を通じて、我が国の先端医療についての技術移転や、公的医療保険制度に関する知見や経験の移転などを推進していくものです。
(参照URL http://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/open/index.html)フィリピンでは肺炎や結核などの呼吸器感染症に罹患する患者が多く、画像診断能力を高めることが喫緊の課題となっています。
しかし多くの途上国同様、フィリピンでも医療技術を研鑽する機会は限られており、医療先進国である日本に対して画像診断能力強化の支援が期待されています。
したがって画像診断の知識・経験を提供する“画像診断ナレッジサービス「読影指南」(英語版)”を提供することは、東南アジアにおける日本のプレゼンスを高める有効な手段となります。
今年度はフィリピン保健省、マニラ市保健局、フィリピン呼吸器学会、フィリピン医学放射線学会、フィリピン放射線技師会の要人にアカウントを提供し、さらに専門医等の方々を日本に招いて九州大学、広島国際大学、大阪市立大学等で“画像診断ナレッジサービス「読影指南」(英語版)”を用いた研修プログラムを実施しました。
その結果、フィリピンでの画像診断能力向上のための活用アイデアなどが提案され、きわめて良好な評価を得ることができました。

2.“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”開発の背景
X線、超音波、内視鏡等の医療画像診断は正しい診断や治療のために不可欠な手段ですが、画像を正しく読み解く専門医の不足が深刻であり、日本国内においても医師や患者は見逃しによる重症化や医療過誤へと繋がるリスクにさらされています。
そこで知識情報処理(AI)を応用してコンピュータに専門医のような画像診断に対する知識・経験を覚えこませ、人材育成や医師の判断を正しい方向に導くことができる革新的なサービスを開発しました(特許第4402033号 特許第6466806号等取得済み)。
日本国内での株式会社メディカル・プリンシプル社との販売提携(医学生/研修医、勤務医へのアカウント提供)、株式会社協和企画との協業(医師の生涯教育用CMEポータルでの運用)、教育機関へのアカウント提供などに加えて、フィリピンを起点として東南アジア諸国における診断能力強化に貢献すべく、英語版 ”Diagnostic Imaging Tutor” を開発しました。

3.今後の見通しと協業パートナー募集について
これを機に、フィリピン国内への普及促進をはじめ、東南アジア諸国へ提供する準備を行っていきます。海外における普及促進にあたっては、進出しようとする意図をもって協働して取り組んでいただけるパートナー企業の募集も行います。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2019年10月29日

“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が、フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業の研修プログラムに採用されました

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)が開発し、普及促進に注力している“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が、 2019年度 医療技術等国際展開推進事業「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」の研修プログラムに採用されましたので下記にお知らせします。

1.フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業について
本事業は、国立研究開発法人医療研究センターが主体となって実施する厚生労働省より委託された2019年度 医療技術等国際展開推進事業です。
新興国等各国保健省との協力関係構築を通じて、我が国の先端医療についての技術移転や、公的医療保険制度に関する知見や経験の移転などを推進していくものです。
(参照URL http://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/open/index.html
この2019年度事業リストの1つに「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」が選ばれています。
本事業は、学校法人ありあけ国際学園 保健医療経営大学が中心となり、結核研究所と連携して取り組むものです。
フィリピン保健省結核対策課およびマニラ市保健局を通じて、同国の呼吸器や放射線科の専門医や放射線技師の関連団体、教育機関などから研修員を招き、大阪市立大学、九州大学、広島国際大学において、画像診断能力強化に関する研修を実施します。 この画像診断能力強化のための研修ツールとして、メディカル指南車の画像診断ナレッジサービス「読影指南」が採用されました。
また本事業を通じて、画像診断ナレッジサービス「読影指南」がフィリピンの医師や放射線技師の卒前・卒後教育の一環として単位認定され、普及していくことになれば、フィリピン保健省の最重要課題のひとつである結核を含む呼吸器疾患の診断の質向上へのさらなる貢献が期待できます。

2.今後の見通しと協業パートナー募集について
今回、本事業推進のため、メディカル指南車では画像診断ナレッジサービス「読影指南」を英語に翻訳、新たに英語版サイトの開設を行いました。 (英語版サイトURL https://www.medicalshinansha.or.jp/en/) これを機に、フィリピンをはじめとする東南アジア諸国へ提供する準備を行っていきます。
また、このような海外における普及促進にあたっては、海外に進出しようとする意図をもって協働して取り組んでいただけるパートナー企業の募集も行います。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2019年6月17日

“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が、大阪市市民活動推進助成事業に選ばれました。

特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)が開発し、普及促進に注力している“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が、 大阪市市民活動推進助成事業に採択されましたので、下記にお知らせします。

1.大阪市市民活動助成事業の内容
大阪市では、市民活動が活発に展開される環境づくりの一環として、市民活動団体が行う公益性の高い事業に対して、市民、企業等からの寄附金(区政推進基金(市民活動団体支援型))を活用した支援を実施しています。
2019年度は8団体へ支援がなされており、メディカル指南車の“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”も選定いただきました。
この助成は1年毎に審査が行われるものですが、同一事業に対して、最長3年間助成を受けることができます。

審査風景(大阪市役所)
大阪市ホームページURL: https://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/0000052701.html

2.“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”普及促進の狙い
医療現場において、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの画像検査は生体内の情報が得られる有効な手段ですが、得られた画像を読み解き正確な判断を行うためにはある程度の熟練が必要です。
そこで、医師等の医療従事者が信頼性の高い画像診断の知識・経験を効率的に習得できるように、“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を開発。
Webサービスとして提供します。その結果、医療機関における画像診断の信頼性が向上し、医師、患者双方の負担軽減が期待できます。

メディカル指南車ではこの助成金を利用して、

(1) 大阪市を起点として医学生、研修医、医師等の医療従事者、さらには大学等の教育機関、系列病院等への普及促進を図ります。
(2) 普及促進に協働して取り組んでいただける協業パートナー企業の募集も行います。

3.今後の見通し
医療現場で画像診断に関与する医療従事者は全国で30万名以上おられます。
これら多くの医療従事者の画像診断における負担を軽減すべく、まずはWebサービスとして“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”の普及促進を図ります。
将来的には画像診断機器や電子カルテ等と連携したサービスとしての展開も視野に入れています。

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2019年4月26日

メディカル指南車とメディカル・プリンシプル社との販売提携について
医師に知識・経験を提供“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”

“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”をWebサービスとして提供している特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)は、『民間 医局』のブランドで12万名以上の会員を擁する株式会社メディカル・ プリンシプル社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井川 幸広) と共同で“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”の普及促進を図ることになりましたので、下記にお知らせします。

『民間医局』申込ページ:
URL https://www.doctor-agent.com/LP/dokuei/index.html

1.業務提携の目的
医療現場において、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの画像検査は生体内の情報が得られる有効な手段ですが、得られた画像を読み解き正確な判断を行うためにはある 程度の熟練が必要です。そこで、医師が信頼性の高い画像診断の知識・経験を効率的に習得できるように、大学病院が保有している症例と専門医の知識・経験をコンピュータに理解させ、医師に提供することができる“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を開発。『民間医局』の会員にWebサービスとして提供します。その結果、医療機関における画像診断の信頼性が向上し、医師、 患者双方の負担軽減に寄与します。

2.業務提携の内容
(1)『民間医局』の会員に“画像診断ナレッジサービス「読影指南」を提供するために、『民間医局』 のポータルから利用申し込みを受け付けます。
(2)メディカル指南車はメディカル・プリンシプル社に販売権を提供し、共同でその普及促進を図ります。

3.業務提携先の概要
名称:株式会社メディカル・プリンシプル社
URL:https://www.medical-principle.co.jp/
所在地:東京都港区新橋 4-1-1 新虎通り CORE
代表取締役社長:井川 幸広
設立:1997 年 1 月 29 日
資本金: 329,750 千円
事業内容:
メディカル・プリンシプル社は『民間医局』をブランドに掲げ、123,000人もの医師・医学生と、約13,000の医療施設にご登録をいただき、医師、医学生/研修医、医療機関などにサービスを提供 し、年間49,000件を超える紹介実績を誇っています。

4.日程
サービスの提供:2019年4月下旬申込受付開始予定

■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町 1 丁目 2-1 大晋第三ビル 202 号
理事長:宮本 正喜
設立:2007 年 6 月 1 日
事業内容:大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。 大学病院が保有する豊富な知識・経験、症例を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 「画像診断」分野では、胸部/腹部X線、腹部超音波、上部消化管内視鏡などの「画像診断知識ベース」「症例データベース」を開発し、 それらを利用した“画像診断ナレッジサービス”を提供しています。 また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708 (☆受付時間:平日 10:00-18:00)
E-mail:info@medicalshinansha.or.jp
関連URL:https://www.medicalshinansha.or.jp/release

2013年6月10日

胸部X線写真の読み方を身につける画像診断eラーニング
解説サービス「画像診断のいろは」提供開始

特定非営利活動法人メディカル指南車(大阪府大阪市中央区内本町1丁目4-12 piaNPO 401号、理事長:宮本 正喜、以下NPO法人メディカル指南車)は、画像診断eラーニング「読影指南L」の新サービスとして、画像の読み方を指南する「画像診断のいろは」の提供を開始しました。

・所見解説をはじめとした「画像診断のいろは」
URL:http://www.medicalshinansha.or.jp/diagnosis-i/diagnosis_iroha?

画像診断eラーニング「読影指南L」は、研修医や医学生、診療放射線技師といった、画像診断を学びたい方に向けて、昨年11月からサービスを提供しています。特に胸部X線写真は、手軽に撮影でき、しかも診断に結び付く医学的情報が豊富につまっていることから、多くの診療所・病院で大量に撮影されています。これを短時間に正確に読み解くために必要とされる画像診断能力の向上に貢献すべく、画像診断eラーニング「読影指南L」を開発しました。

画像診断eラーニング「読影指南L」のサービス開始に先立ち行った実証実験より、「画像診断の勉強を始めるにあたり、どのような陰影がどの基本所見を示すのかわからない」という声が多く寄せられ、今回新サービスとして「画像診断のいろは」をリリースしました。
所見解説をはじめとした「画像診断のいろは」のご利用には、「読影指南L/胸部レントゲン」へのお申し込み(有料)が必要です。
画像診断eラーニング「読影指南L」のバージョンアップは随時行っており、今後は、画像診断のワンポイントアドバイスや、これだけは押さえてほしい典型症例の解説など追加予定です。

NPO法人メディカル指南車は、所見解説をはじめとした「画像診断のいろは」のリリースによって、画像診断eラーニング「読影指南L」を、医学生や研修医、診療放射線技師の方も含め、画像診断の基礎を学ぶときに役立つサイトにしたいと考えています。今後は解説コンテンツの充実や、他モダリティ(内視鏡、超音波など)を追加する予定です。

「画像診断のいろは」の基本所見解説について
胸部X線画像診断を行うための基礎として、基本所見のうち、医学的用語で理解が難しいと思われるものについて解説しています。

画像診断eラーニング「読影指南L」について
画像を見て、異常のある「基本部位、基本所見、診断」を解答します。画像診断のプロセスや読影レポートの書き方を学ぶことができます。

本件に関するお問合せ先
特定非営利活動法人メディカル指南車
事務局 網屋 充世
TEL:0669444708
Email:info@medicalshinansha.or.jp